岩田友里様:声楽家から日本酒の伝道師へ

ミシュランガイド掲載実績のあるレストラン「四季」、食通が訪れる高級鮨店「江戸前松木」(スロバキア)、ラーメン店、熟成肉の洋食レストランなど、ウィーンの数々の飲食店に、日本酒を卸し、オーストリアに日本酒の味を伝え続けているのが、弊社さくら酒店のお取引先、SAKE no BA を経営する岩田友里様。
さくら酒店との取引は2016年から始まり、今年で9年目を迎えます。
もともと声楽家だった岩田様は、音楽の都ウィーンで活動をしていたものの、日本への一時帰国の際偶然出会った「鳳凰美田」と「寒紅梅」の美味しさに衝撃を受け、日本酒の世界に魅了されたそう。
日本酒事業への転身を決意した岩田様は、日本へ帰国するたびに酒蔵を訪れ、唎酒師やオーストリアワインのソムリエ資格を取得するなど、現地と日本の両方の酒文化に精通したプロフェッショナルとして、現在では、ワインアカデミーやソムリエ協会での啓蒙活動も行われています。
SAKE no BAの日本酒事業

SAKE no BAの取り扱う日本酒の品質は、ヨーロッパ屈指の評価を得ており、現在、さくら酒店経由の主力商品である伯楽星、戦勝政宗、日輪田をはじめとしたさまざまな銘柄を取り扱われています。
日本酒の品質の高さは、ミシュラン星付きレストランからの絶大な信頼からもわかります。例えば、レストラン四季は、岩田氏の古巣であるNipponya時代からのお得意先。
岩田様の継続的な教育や提案によって、当初は「春鹿」のみを取り扱っていたところから、現在では複数の銘柄を継続的に提供することができるようになったそう。
また、数々のレセプションにも協力をするなど、岩田様の活動は文化交流の側面でも非常に高い評価を得ています。
さくら酒店とのお取り組み

岩田様の事業を成功に導くために、さくら酒店としても継続的なサポートをさせていただいております。2016年の取引開始当初から、「日本酒保管は-5℃」がベストという私たちの方針をこれまで徹底してくださっています。
岩田様「さくら酒店さんから最初に『日本酒保管はマイナス5℃』と教えていただいたので、私の頭の中にはマイナス5℃しか選択肢がありませんでした」
SAKE no BAの品質管理は、「ヨーロッパで一番の温度管理」という評価も決して大げさではないはずです。
岩田様とは長年のお取り組みを通して、数々の日本酒のご提案や、蔵見学の調整・同行をさせていただきました。ウィーンの視察にお伺いした際は、ヨーロッパでこんなにも最高の品質で日本酒が味わえることに非常に感動したほどです。
最後に
岩田様の成功は、決して一朝一夕に築かれたものではなく、岩田様の妥協のない品質管理、現地のお客様との長期的なパートナーシップ、そして現地文化やお酒への深い理解があってのことです。
今後もさくら酒店では、そんな岩田様とともに、オーストリアに日本の誇る日本酒を一人でも多くの方に愛していただけるように、精力的にサポートをさせていただきます。
当社さくら酒店はヨーロッパ圏を含む20カ国以上での輸出実績があります。日本酒のラインナップを拡充させたいというご要望がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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