世界からも注目を集める「自然酒」の先駆者、仁井田本家をご紹介します。
- サステナブルな日本酒を取り扱いたい方
- 農薬、化学肥料ゼロで育てた酒米を使った日本酒を提案したい方
- 自然と共に生きる蔵元の想いを伝えたい方
本日は、「100%自然米 100% 純米 100%生酛」を掲げる仁井田本家をご紹介します!
土づくりから始まる酒造り。自然と共に生きる蔵

「お酒はお米と水からできているので、お米が生まれる田んぼをまず守る。同時に水を守るために、山の健全性が重要となる。」
そう語るのは、18代目当主兼杜氏の仁井田 穏彦氏。
そんな考えのもと、自分たちの手で山を整え、水を守り、土を育て、米を育てる。
仁井田本家では、この姿勢で50年以上、変わることなく酒造りに向き合い続けてきました。
育てる酒米は、農薬も化学肥料も使わない"自然米"。
稲わらやもみ殻を田んぼに還し、肥料すら使わない「無施肥栽培」も行っています。
木桶が支える酒造り
さらに、先代が植えた杉の木から木桶を製作し、仁井田本家の酒造りに欠かせない道具となっています。
「多孔質なので特に乳酸菌が棲みやすく、自然酒にとって、木桶はよき相棒。」
そんな木桶の力とともに、仁井田本家は自然との共生を体現する酒を醸し続けています。
また、蔵の看板には、以前実際に使用されていた槽の底板が使われており、無駄なものは一切なく、できるだけ再利用するという仁井田本家のものを大切にする想いや、自然と人とのつながり、世代を超えた人のつながりを随所に感じました。
造る酒ではなく、できる酒
酒造りの哲学の根底にあるのは「造る酒ではなく、できる酒」。
その年ごとの自然環境や米の出来の違いをそのまま受け入れ・向き合い、その年の良さを楽しむことこそが、仁井田本家の酒造りの本質です。
同じ理念を持ちながら、異なる味わいを目指したのが「しぜんしゅ」と「おだやか」です。

代表商品をご紹介
にいだしぜんしゅ 純米原酒

琥珀色のとろりとしたお酒で、からだにやさしく力強い味わいをもつ純米原酒は、仁井田本家の酒造りの原点。
蔵独自の汲出し四段仕込みにより、米のうまみ、甘さを最大限に引き出し、生酛ゆえの酸味が酒の輪郭にしまりを与えています。
おだやか 純米吟醸

メロンを思わせる上品な香りと瑞々しさが特長。 香りが控えめで、冷やして美味しく、また現代のどんな食事にも合う食中酒タイプのお酒です。
ぐらんくりゅ シリーズ

18代蔵元の穏彦氏が、16代蔵元の植えた自社山の杉材で木桶をつくり、その木桶で17代の考案した「しぜんしゅ」を、自社田の自然栽培米、蔵の天然水、蔵の微生物のみで醸し、19代候補が描いたボトルに詰めました。究極のテロワールといえる、自給自足の原点となる酒。
樽酒のような上品な木桶の香り、お米の甘み、熟成からくる丸みが特長です。
最後に
本記事では、持続可能性と伝統に深くコミットする酒蔵、仁井田本家のストーリーと看板商品をご紹介しました。
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